YAMAHA RZ250RR チューニング日記 2003年05月  スイングアーム装着

予定外の作業再開...
 唯一の実働バイク故に作業に着手できなかったRZRRですが、陽気もバイクに程よいある時、数ヶ月振りに乗ろうかと思ったのです。
しかし以前燃料コックを『PRE』(:負圧コックの負圧動作を解除した常時オン状態)のまま忘れていたらキャブがオーバーフローを起こし、シリンダー内、次いでチャンバー内にガソリンが流れ込んでおりました...(泣)

そこでチャンバーを外してガソリンを抜く訳ですが、現状のYuzoクロスから、SP忠男製の物に変えてみようという事に、まずはYuzoを外しガソリンを抜き取ります。
このYuzo製は中古購入でサイレンサーに転倒傷があり、この機にサイレンサーも補修しようと思います。

そのYuzoチャンバーも外れ、ここでふと『自賠責保険はそろそろ期限だったかな?』とナンバーに目をやると、先月で切れてました...(泣)
幸い数ヶ月間乗ってませんでしたので、無保険走行はしておりませんが...
保険に入ってやれば乗れる訳ですが、このRZRR、動かす事だけを優先して入手時から最低限のメンテのみで乗っていたのです。

タイヤはヒビ割れもあり経年劣化で硬化もしています。
チェーンもかなり伸びており交換が必要、外装ではカウルの一部が汚い補修ペイントされていたりで、自分としては不満な状態で乗っていた訳です(やはり綺麗にしてやりたいですから)。
そこで保険加入は中止し、急遽足周りの装着作業開始としました。


 

 

 

現状その1
 Yuzoクロス(本当はストレートが欲しいのですが)の状態です。
入手時からリヤタイヤが120/80-18という1サイズ太いタイヤが入っており、その分外径も大きくなっています。
ノーマルの細いリムではただただ膨れるだけで格好悪いですね...

 

現状その2
 SP忠男チャンバーを装着してみたところです。
上のYuzoチャンバーに比べ、後ろに長いのですがこの程度なら許容範囲でしょうか。
私的には短い方が格好良いと思うのです。
しかしSP忠男チャンバーは『三角断面』→『ジャッカル』と愛用しているので是非とも付けたいんです。
当時RZRでF3を走っていたというイメージもありますしね!

 

作業中
 スイングアームを交換するに当たって、重量的にもスペース的にもエンジンがあると邪魔なので降ろします。フレームは補強を入れた後、塗装するのでどの道降ろす事になりますので...
因みにテールランプは2cm前方に移動するためにフレーム等を加工してます(笑)。

 

 

後ろ足装着
 TZ足が付いたところです。
新たに加工したのはサス受け部になる場所のφ22の穴開けだけです。
ただこの状態が車高調整を『最低』にした状態です。
エンジンレスで重量が軽い事を考慮しても、少々垂れ角がキツいかも...
これ以上は上げる事は無いので、調整幅を有効に使えるように、基準位置をもう少し下げる必要があります。

 

いい感じです
 リム幅がほぼ2倍になったので迫力は出ました。
しかし18インチから17インチ、しかも扁平率が下がったので車体が小さくなった感じです。
次回はフロントの仮組みです。

 

ついでに
 前脚(後方排気TZR(3MA)倒立)も付けてみました!

基本的にこの構成で行きたいと考えています。
この状態だとスイングアームの垂れ角も然程気にならないかなぁ。

 

 

 

今後の予定

 上記の問題点を解決する事を考えますと、 リヤサス取り付け位置を上方に上げなければなりません。
これは新たなマウント製作が必要となり、溶接作業を伴います。フロントの仮組みが終わった時に全体のバランスを見て再度考えたいと思います。
そして足周りの取り付けが決まったら、フレームの補強、塗装を行い、外装の塗装、全体の組み立てとなりそうです。

外装は雰囲気を残しつつ基本はノーマルデザインを踏襲、少しだけ配色やデザインも手を加えるつもりです。
最終目的はツーリングも快適なマシンなのでエンジン関係は抑え目に...できるかなぁ...(爆)

(続く)

 

 

 

 

※チューニング、修理等についての内容、理論等についてはこの記載事項が全て正しいというものではありません。色々な情報、資料、経験を元に私が個人的に判断したもので、私の車両に有益なチューニングであっても全ての車両において通 用するとは限りませんのでご注意下さい。また、当ホームページ記事を参考にした事によって生じた事故、損害、死傷等は掲載者であるETgarageは補償いたしかねますので個人の責任、判断においての作業をお願い申し上げます。
 皆様のノウハウや参考意見などございましたらお知らせ頂ければ幸いです。

 

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