YAMAHA RZ250RR チューニング日記 2022年10月 車体製作その6 |
何とかぶっつけ本番のツーリングも無事走破できました!
この後は細かな手直しを行いながら完成形に仕上げて行きたいと思います。 誰に見られても恥ずかしくないような姿にするには、結構時間がかかりそうです... |
今回キャブは思い切ってケイヒンのPWK28新品を導入しています。 口径的には純正のVM26から若干大きくした程度ですが、半月バルブで程良い高性能化かな、という漠然としたものです。 結果、セッティングも出し易く、扱い易い良い選択でした。 350cc化してピークパワーを狙うのであれば別の選択もあると思いますが、現状250cc+チャンバー程度なんで十分かな? で、そのPWKのドレンホース接続口(キャブ下方に向かっている部分)がクラッチのリンク系に干渉する事が判明しました。 良く見ると繋がってはいないものの、横方向にも出せそうです♪ |
このフロート室下の横方向に出る口は何処とも繋がっていません。 でも、その奥は下方に伸びるドレンに繋がりそうなんで、ドリルで貫通させました。 |
下方に伸びる部分をカットして栓をするためにタップでネジ山を作りました。 別にネジで無くても詰め物でも溶接でも何でも良い良いのですが、簡単にスクリューで栓をしてみる事にしました。 |
これで干渉は無くなりました〜!! |
散々ツーリングで走ってタイヤのエッジがチェーンと干渉して削れるという... TZ脚を入れるに当たって、大昔の書籍の記事を参考にしたのですが、そこには 「チェーンラインはそのままで行ける!」 と... さすがヤマハ、極太(ノーマル比)にしても元々チェーンラインには余裕あったのか!!と、感心してましたが、少なくとも私の車両ではずれてるみたいです。 そこで8mmオフセットスプロケで対応したところ、良い感じになりました。 まぁ、作業前の実測定でもオフセットスプロケ必要では?という結果だったので、準備はしてた訳ですが... 情報は鵜呑みにしちゃダメだと言う例ですね。 |
しかしながら、心配だったのでチェーンライン確認のツールを買って来て間違いない事を確認しました。 いやぁ、便利な物がすぐに手に入る世の中になって嬉しいですね〜 |
最初のツーリングで痛感した事があります... 右手が痺れて感覚が麻痺してしまうのです... どうも高周波の振動がハンドルに伝わるようです。 今回敢えて社外スチールハンドル(トマゼリ製)にしてみたのですが、スチールの特性なのか、細かな振動が手に伝わるのです。 結果、右手の感覚が失われるという不具合が... そこでハンドルウェイトを導入してみました。 軽量化ならぬ重量化は抵抗があるのですが... |
かなり重いウェイトを入れましたが、完全には振動を打ち消せないものの、かなり低減させる事が出来ました。 これ以上はハンドルバーをアルミやカーボンの制振性のある素材にするしか無さそうです。 しかし、もしかしたらエンジンマウント等も経年劣化で振動吸収出来なくなっているのかもしれませんね。 何せ約40年経過しているんですから... |
外観の手直しはまだ先になりそうです。 まずは安心して走れるように煮詰めて行きませんとね! |
まだ2ストの命であるオイルタンクは小さなラジエーターリザーバーで代用していたり、キャブのジェットも余裕を見た安全方向のセットのままです。 |
|