YAMAHA RZ250RR チューニング日記 2022年08月  車体製作その4

ブレーキキャリパーの選択、リヤブレーキマスターの加工
 前回、ベアリングを総交換したリヤサスリンクも完了したので磨き上げたスイングアームが取りつきました。
足周りから順次組み上げますが、今回はブレーキ周りの作業です。

フロントキャリパーは定番ではありますがブレンボを選択しました。
これは今後容易に維持していくためにはベストの選択と判断しました(オーバーホール部品、性能、入手のし易さ等)。
色はシルバーっぽい色で、車体の配色にもマッチすると思います。

リヤマスターは同じくブレンボマークの付いたヤマハ純正部品にしました。
リヤに関しては然程重要視はしていないのでコストパフォーマンス優先で...

  

温存していたキャリパーサポートですが...
 そのブレンボ(4ピストン40mmピッチ)を取り付けるためのキャリパーサポートは当時物(笑)。

しかし何と3MA倒立には干渉して付かず...
まぁ、そんな倒立フォークとかは無かった時代の物なんで仕方ありませんが、サポートは新調しなければならなくなりました...

 

一方リヤブレーキマスターは...
 左は純正マスターを分解してプッシュロッドを取り出した状態です。

それに対しRZRRに使用するには長さが不足するので似ている形状の6角穴ボルトを加工して取り付けます。

右は未加工のボルトにパーツを仮組みした状態です。
長さは十分足りそうなんで、大きすぎるヘッド部を加工しなければなりません。

 

ヘッドの比較
 この画像だとちょっと分かり難いのですがボルトのヘッドの方が大きいのでマスターには入りません。

旋盤を借用して削るのが美しいのですが、ここはそこまでの精度は必要としないという判断の元、ローテクな作業で加工する事に!!

 

 

精度は無くても...
 旋盤を使う程でも無くても取り敢えずちゃんとした円形状にはしたいので、ボール盤で回転させながらディスクサンダーで整形しました。
不適切な使用方法なので自己責任の元の作業です。

 

サイズは同じになりました!
 削った直後の状態です。

当然、表面は荒れていますが、この後表面は整えています。

 

ロングプッシュロッドが完成しました!!
 ブーツ取り付け用の6角ナット部も純正と同位置にカールピンで回り止めを行って取り付けました。

 

組み立てると
 マスターに作製したプッシュロッドを取り付けるとこんな感じです。

まぁ、組んでしまえば何も違いは分かりませんね...



 

ステップに組み込んで行きます
 バックステップ(PHASE製)に取り付け。

少しずつバイクらしくなって来ました♪


反対側も
 シフト側もバックステップを組み込みます。



 

先は長い??

 バイクの形は少し見えて来ましたのでモチベーションも少し向上です!!

基本的にはパーツの組み込みと、それに伴う小加工となるはずなんですが、何があるか分かりません...
さて、どうなるでしょう...

(続く)

 

 

 

 

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