YAMAHA RZ250RR チューニング日記 2022年09月  車体製作その5

やっと細かな部品の調整・取り付けに♪
 バイクの形を成して来たので、俄然気分も盛り上がります!!

やはり目に見えてバイクが組み上がって来るのは楽しいものです。
細かな部品の加工・調整ですが、実際はコレ以外にも色々ありました...

  

右スイッチボックスは定番のOWタイプを
 純正スイッチボックスは経年劣化で再生するにしても時間がかかりそうです。

そこで純正ルックスは諦めて定番OWタイプを使う事に。
しかしここで問題は

@ キルスイッチの「STOP」と「ON」が逆になる。つまりはSTOPでエンジンがかかります。
まぁ、自分しか乗らないので良いでしょう。
時間が出来たら中をイジって対処出来るか検証してみます。

A RZRには無いセルスタートスイッチがある。
 あっても問題は無いのですが...

 

セルスタートスイッチを除去
 これがセルスタートスイッチの中身です。

単純に外すだけでは穴が開いてしまいます...

 

取り敢えず切る!!
 スイッチボックスから出る部分を切り落とします。

 

 

こんな感じです
 切断した部材にネジ下穴を開けてやります。

 

要は蓋をするための受けなんです...
こんな感じでブランクプレートを付けるためにスイッチ部分を活用しました。
「START」の文字も消したいところです。

 

続いてスロットルの製作です!!
 スイッチボックスをOWタイプにしたという事はスロットルを新たに追加しなければなりません。

手持ちにACTIVEのスロットルホルダーTYPE1は幅が広くRZRには不釣り合いと感じました。
調べてみると同社TYPE2が最も薄い事が分かりました!!
スロットルホルダーはこれを使う事にします。

しかし4サイクル用とも言えるこのホルダーはRZ系のスロットルワイヤーが合いません。
そこで...

 

強引ですが...
 スロットルホルダーに4サイクル用ワイヤーのネジ部を切り飛ばして内径をRZのスロットルワイヤーに合うように加工します。

そして切飛ばしたネジ部を固定するためにネジ山切ってイモネジを使います〜

因みに戻しは使わないので引きのみです。



 

スロットルワイヤーの考察
スロットルワイヤーはRZ用のメッシュタイプを買ってみました。

しかしTMX28には芯線の長さが合わないという...
悩んだ挙句、調整用の六角ナットの長さ加工する事にしました。

しかしそのままでは加工出来ないのでカシメを解除してワイヤーから取り外します。



加工前・加工後
 結構な削り量ですが、右が加工後です。



全開チェック!!
 全閉〜全開に問題無いか確認します。

何とか問題無くスロットルは動作出来そうです♪

 

エンジンも乗りました!!
 今回、時間の関係でエンジン内部には一切手を入れていません。

落ち着いたらポート加工するつもりですが、ノーマルエンジンは久し振りなので、それも興味あります!!



バッテリーはここ
 本来バッテリーはリヤサス受けの側面にありますが、大改装したためバッテリーとオイルタンクの行き場所が無くなってしましました...

オイルタンクは暫定で小さなラジエーターリザーバータンクを転用し、軽量なLi-ionバッテリーはここに設置しました。



何とか形に...
 実はツーリングのお誘いがあり、突貫で組み上げ、完成したのはツーリング前日という...

非常に不安ではありましたが、無事300km程度の距離を走り切ってくれました。
ここからは煮詰めと仕上げで理想のRZRRに仕上げて行きます!!



実動にはなったものの...

 急遽ツーリングのお誘いがあったので急ピッチで組み上げました。
結果、何事も無く(本当は細々とはありましたが走行には支障ありませんでした)、ツーリングをこなしてくれました。

今後は当時物中古で汚いセンターカウル、シートカウルの塗装、細かい調整等を行って完璧なRZRRにしたいと思います!!
久し振りの2ストは超刺激的で楽しくて充実した時間が過ごせました!!
あとは乗り手が乗り方を思い出すだけです...(汗)

(続く)

 

 

 

 

※チューニング、修理等についての内容、理論等についてはこの記載事項が全て正しいというものではありません。色々な情報、資料、経験を元に私が個人的に判断したもので、私の車両に有益なチューニングであっても全ての車両において通 用するとは限りませんのでご注意下さい。また、当ホームページ記事を参考にした事によって生じた事故、損害、死傷等は掲載者であるETgarageは補償いたしかねますので個人の責任、判断においての作業をお願い申し上げます。
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