ZX−10 メンテナンス?日記 2005年5月2日  オーリンズリヤサスへ交換

ようやく機能パーツの装着(笑)
 今現在で17年も前のバイクにも関わらず当時のフラッグシップモデルであった事もあってZX-10の完成度は(私にとっては)非常に高く『チューニング』と言う様な行為には至りませんでした(ブレーキが貧弱という事もあったりするのですが、もっと貧弱なブレーキに慣れてる私には何とかなるレベル(笑))。

しかし頭の中ではチューニングへの妄想が常にあったのです。
要不要に関わらずイジる事も私にとってはバイクを所有する中での楽しみの大きなウェイトを占めるのです。

ZX-10はノーマルで前17インチ、後18インチというホイールを履いています。
前は良いとして、後ろの18インチは現在はタイヤの選択肢が非常に狭い状況です。
さらには同じ車格の17インチバイクに比べるとタイヤも細く、見た目のインパクトに欠けるのです。
無論、闇雲に17インチ極太タイヤが良いなんて思ってはおりません。18インチには18インチの優れた点もあるはずで、オリジナルのバランスを崩さないのが最良だという事は重々承知なのです。

しかしながら今となっては驚く事もあない137馬力というパワーも、決してフルに使える訳ではありませんので、格好いいと思える『見た目』も楽しくバイクに乗る上で重要と考えたのです。

そんな事から17インチ化を考えるようになりました。
ですがノーマル18インチを17インチに単純に変更するとリヤの車高が下がります。
これはバンク角の減少や 、見た目の悪化などの弊害があります。
そこでリヤ車高の矯正が必要となりる訳です。

その方法には一般的には調整式リンクに交換するか、ショックを全長調整式のものにするかだと思います。
しかし残念な事に入手し易いオーリンズのZX-10用にはこの車高調整式がラインナップされて無いのです。
一方の調整式リンクは強度的に不安であり、不具合例も聞いていたので採用は避けたいと思っていました。
比較的年式や車格が近いGPZ900R(忍者)には車高調整式のサスペンションがあるため忍者用の流用を考えていたのですが、高額なため考えるだけに留まっておりました(笑)。

そんな矢先、ネットオークションでZX-10用に900R用をラボカロッツェリアで変更したというオーリンズが手頃な価格(元の定価を考えれば..ですが(汗))出品されたのです。
運良く入札価格で落札でき、リヤ17インチ化が現実味を帯びてきたのです!!




画像をクリックすると拡大画像が現れます

 

画像はこれしかありません(笑)

 まだ17インチ化する訳ではありませんが、当然の事ながら18インチでも装着は出来ますので交換します。

右がノーマルのサスで、左が今回装着するオーリンズのフルアジャスタブル(バンプ、リバウンド、イニシャル、車高が調整可能)です。
単純に入れ替えるだけなので画像は他には撮りませんでした。

リザーバーとアジャスターの設置場所が悩みましたが...

 

 

装着後の感想

 サスの慣らしのため各調整は最弱にしてツーリングに参加しました。
高速道路走行〜ワインディング走行、その全てが最弱設定にも関わらず安定しており大変満足行くものでした。
この最弱快適状態でも純正より引き締まった感じです。

しかしながら一般道では攻め込んだ時の様子までは(私には)確かめられないため、後のミニサーキット走行まで待つしかありませんでした。

そしてそのサーキット走行ですが、開始の慣熟走行で違いを明らかに体感!!
リヤの感触が格段に向上しているのです。
今路面に押し付けられているかどうかのインフォメーションが明確で、よりリヤ旋回を意識したコーナーリングが可能になりました(あくまでフィーリングなのでいきなり上手くなったり、何秒アップというような意味ではありません(笑))。

調整箇所が多いだけにベストを探り出す事は出来ませんでしたが、それにも関わらず非常に走りが楽しく快適になりました。
今後はベストセッティングを探り出して17インチ化した時にも即時最適セッティングが出せるようにしたいと思います。

でも良くなったリヤに対してフロントが負けてます...(汗)

フロントはフォークの変更を計画中です...

 

 

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