ミニ1300 ドレスアップ日記 2005年01月31日 ステディロッドブッシュ交換

お約束だそうですが...
 我がミニなんですが購入時、アクセルを入れるとエンジンルームから『ゴト..ゴト』という異音が出ていました。
ボンネットを開けて手でスロットルを煽ってみると前後にガタガタ揺れています。
事前勉強(笑)でエンジンをボディと結合しているロッド(ステディロッドという名前らしい)のブッシュが劣化するとこのような症状が起きる事は頭に入ってました。

実は購入時には強化ブッシュが挿入されておりましたがエンジン側はボロボロになっておりました。
すぐさまブッシュを購入し交換を試みたのですが、エンジン側のボルトは抜けたものの、ボディ側が錆びによる固着でボルトが抜けなかったためエンジン側のみの交換で凌いでおりました(幸いにしてボディ側は然程ガタは出ていませんでした)。

しかしそれも走行を重ねると次第にガタが出始めたため、いよいよボディ側も交換の必要が出てきたのです...


画像をクリックすると拡大画像が表示されます

 

ステディロッドは
 エンジン側はヘッド部分に、ボディ側はブレーキ&クラッチマスターに挟まれたプレートとバルクヘッドから出たL字ステーに装着されています。
通常それぞれのボルト&ナットを外してロッドを取り出した後、ブッシュを交換すれば良いので簡単な作業なのですが、困った事にボディ側はナットが外れたにも関わらずボルトが抜けません...

どうやらそのボルトとブッシュ中心にカラーが錆びで固着している模様
前述のブレーキ&クラッチマスターに挟まれたプレートごと外せば対処出来そうですが、それには...(汗)

 

まずは
 作業性を良くする為にボンネットを外してしまいます。
小さくて軽いので一人で楽々なのは助かります。

 

ブレーキマスター一式&クラッチマスターシリンダー取外し
 国産の普通の車でしたら何て事無い作業なんですが、このミニに関しては大変な作業...(汗)
狭い室内に潜ってペダルからのリンケージを外して手の入らないエンジンルームの各シリンダーを外します...

 

こんな状況でした
 通常、下のような形態で付いているのですが、上の画像を見て頂ければわかるようにボルトとブッシュのカラーが一体化しています。

これを抜くのにも苦労しました。
浸透性潤滑剤(CRC等)を吹き付けて時間を置いた後、ボルトを叩きまくってようやく抜けました。

その後は錆びたプレートを綺麗にしてからプレートのみ元に戻して新しいブッシュをロッドに入れて組み上げて終了です。
この作業自体は何も難しくない事ですが、そこに到達するまでが大変でした...
楽しませてくれます、この車(笑)

これでエンジンの振動ともオサラバです。
少しの間は...(謎)

 

 

 

 

交換後の感想

 アクセルオン−オフ時のエンジンの振動(横置きエンジンにおける前後方向への回転運動)が無くなったので当然の事ながら走りもスムーズになりました。
ガタがあるとアクセルに対しての車の動きがワンテンポ遅れますからね。

 

 

 

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