ミニ1300 ドレスアップ日記 2004年7月17日 ハードディスクナビ装着

あれば便利
 先々代ダメダメ号(セカンドカー)であったクラウンワゴンツインターボの時よりハードディスクナビを装着していました。
当時最新であった物で、その多機能に驚きながら随分便利に使っておりました。
その次のVW-JETTAにもそれを移設して使っており、今回このミニもその使い回しの再々度の移設となるのですが、実は半年以上も装着しないままでした。
それは...
『装着の場所が無い..』
んです(笑)。
私のナビはパイオニア製で1DINの本体、1/2DINのチューナー部、そしてモニターという構成です。
これに同じくパイオニア製のヘッドユニットをバス接続してナビのハードディスクに録音した音楽を鳴らすという形にしています。

しかしミニにはオーディオスペースとして1DINがあるのみで、必然的にここにはヘッドユニットが入ります。
ナビ本体、チューナーは何とか他の場所に設置できそうなので良いとしても、モニターの設置場所が問題となりました。
一般的にはダッシュボード上、またはエアコン吹き出し口を利用するなどの方法がありますが、ミニのフロントウィンドウは極めて面積が小さいため、安全面からも極力この小さいウィンドウを遮る事はしたくありません。

ではそのエアコン吹き出し口を利用する場合ですが、ミニのエアコン吹き出し口は1箇所のみで、ここにモニターを装着すれば...(笑)

さらには車速信号もネックでした。
このミニはインジェクションのくせに(笑)車速パルスを持っていません。
箱スカも当然ありませんでしたが、R33のセンサーを使用してパルスを作成し、デジタルスピードメーターを動かしています。
ミニも同様な事が出来れば良いのですが、どうやら社外品のパルスジェネレーターを装着しないと無理のようです。

タイヤのスチールベルトを磁化させてピックアップで拾うというセンサーもあるのですが、信頼性に疑問がありますし...

その他にもオルタネーターの容量問題の不安などもあって、装着できずにいたのです。

しかしながら道案内は良いとしてもVICSにより渋滞情報を得られる事が大きな魅力であったために、意を決して装着に踏み切ったのでした。
車速センサーはスピードメーターケーブルに割り込ませるタイプを購入、(専用ケーブルとセットなので結構な出費に...(泣) )、 ナビ本体はトランクに、チューナーは後部座席下の空間を利用する事に決定、大体の構成を頭に入れて作業開始です。

画像をクリックすると拡大画像が表示されます

 

ですが...
 まずは電源を新規に引かなければなりません。
ミニのバッテリーはトランク内で、ここから十分な容量の4スケアのワイヤーを一旦室内のメーターパネル裏まで引き込み、そこでリレーによってアクセサリーと常時通電を分岐させてナビとオーディオに電源を供給します。
これがまた面倒で、なかなか思うように進みません。

車体は小さいので楽かと思いきや、まずトランクと室内へのアクセス開口部が無い事、そのためにホルソーで数箇所穴を開けて、そこに電源及び信号ケーブルなどを通しています。
次に大量の配線を綺麗に通す場所が無いという事です。

一般的な車であればカーペット下などを這わせる事によって表に出る事なくスマートに配線ができるのですが、この車の場合それも結構難しいです(もちろんカーペット下を這わせていますが一部露出せざるを得ない場所もありました)。

そんな感じで苦労しながら作業を何とか進めていくのでした。

 

シート外しは簡単です
 後席はタッピングビス4本で止まっています(笑)
通常この後席背面にはトランクと通ずる開口部があると思うのですが、ミニは御覧のように板で完全に塞がっています。
強度面から見れば非常に好ましい姿なのですが、配線を通すにはここに穴を開けなければなりませんでした。

さらに座面の下部も鉄板で覆われているのでここにも穴を開けました。

 

こちらも簡単
 運転席、助手席もそれぞれボルト2本で外れます(こんなんで強度は大丈夫なのだろうか?(汗))。
しかし問題は社外のウッドダッシュパネルで、これは裏側からクランプ状のステーで挟み込むような感じで取り付けるのですが、そのナットを回すのが一苦労です...

さらに全体の電源配線とオーディオの配線をこの狭いダッシュ裏に納めるのはこれまた一苦労でした...

 

問題のモニターは...
 色々考えた結果、グローブボックス(ボックスとは言え、ただ蓋のみなんですが)に入れるしか無いという結論に達しました。

しかし問題は固定方法で、グローブボックス裏の車体部にステーを装着し、そこにモニターを固定するか、ダッシュボード自体にモニターを固定するかとなります。
ダッシュの固定や色々な面を考えて、ダッシュに固定する事にしました。
しかしウッドのダッシュにどうやって...

 

結局は
 アルミ板でモニターが入るサイズのボックスを作成し、このボックスをダッシュ裏側に固定する事にしました。
放熱のために天井部はオープンに。

これなら普段は蓋を閉じておけば良いのでスマートだと思います。
視認性は良くありませんが、音声案内にすれば良いので...

 

 

 

 

 

もう一つ

 このナビには某出版社から道路上での
「高額な無断写真撮影キャッチセールス(爆)」
の危険を教えてくれるポイントが入ったデータCDが出ています。
これも実に便利なのですが、先日高速道路を走行中、反応しない撮影ポイントが!(汗)
まぁいつも交通法規を遵守した安全運転ですので何事もありませんでしたが、ちょっと冷や汗...

データが古かったのですかさず最新データを購入しインストールしておきました。

こんな便利な機能もある反面、地図更新はハードディスクの内容を更新しなければならず、しかも結構な高額(20,000円)でその点はマイナスポイントですね...(すでに2回の更新を見送ってます 泣)
しかし動作が速く、データ量が豊富(例えば店などの画像も出たりする)なハードディスクナビは便利です。

 

 

 

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