KSR-110 メンテナンス?日記 2008年2月5日  ヘッドライトバルブの交換


行燈??(汗)
 ここ最近はHIDが一般的になってその価格もかなり下がって来ています。
私もメインのバイクであるZX-10は勿論、4輪の軽バンもHID化してナイトランも安心な状態になっています。
今までは何の不満もなかったハロゲンランプもHIDに慣れてしまうとやけに暗く感じてしまうくらい。
そんな中、PH7型という今までは縁のなかった型のバルブがKSRには付いてます。

消費電力25/25Wで、一応ハロゲンランプみたいですが...
いくら原付とは言っても夜に照らすべき物は大きなバイクと同じです。
スピードレンジこそ違いますが、やはり明るく路面を照らし、障害物を少しでも早く認知出来なければ危険な訳です!

そこでKSRもヘッドライトを明るくしたいのですが、一般的にはHIDにこのタイプのラインナップがありません(一部のメーカーではあるようです)。
さらに先日装着した武川のマルチメーターはHIDのノイズによる破損の可能性がある旨が明記されているのです...
一番効果が期待できるHIDは諦める事に...

 

大丈夫かなぁ...(汗)

 気所のバイク用品量販店に行き、このPH7という型式のバルブを探すと、ノーマルより明るく「なりそうな」バルブはコレしかありませんでした...

「CIBIEとかIPFとかPIAAとかは無いのかよ〜」

「マ、マツシマって...(汗)」

私が全く聞いた事の無いメーカーです。
何だか怪しいなぁ...
と、一抹の不安を抱きつつ、メーカーの選択肢が無いので購入。

因みに「明るさ感」では無く「明るさ」を優先のため、今や当たり前のホワイトバルブでは無く、クリアバルブを選択しました。

 

比較テスト

 目に映る感じだけでは分からないので画像で比較です。

本当は照度計で測るのが間違い無いのですが、さすがに照度計は持っていません(笑)

上がノーマルバルブ、下が「マツシマ」製B2バルブクリアです。

この画像だと分かり難いかもしれませんが、肉眼では明らかに明るさが違います!
ライトの当たった塀の下の花壇に注目して頂ければ分かると思いますが、下のマツシマ製の方がより草が確認出来るのが分かると思います。

厳密に言えば同じ条件のテストではありませんが、ノーマルバルブは走行約500km、点灯時間にしておおよそ20時間程度ですので目に見えて劣化するレベルでは無いはずです。
無視出来る差であると思います。

私の知らなかったブランドである事から疑問を抱きつつの交換作業でしたが、結果は予想を遥かに上回る満足の行くものでした!!

無論、35WのHIDに比べれば頼りない灯りではありますが、純正に比べ格段に夜間の視認性は向上したのは間違いありません。

その後、この製品の評判を調べましたが、「耐震仕様」と謳っているだけあって、耐久性もあるようです。

 

走行試験

 実際に夜間走行してみましたが、やはり純正バルブよりも明るさは向上している事が確認出来ました。
レンズカットやリフレクターの設計上、配光までは大きく変わらないので相変わらずハイビームが上過ぎるように思えます(ハイ基準にするとローは近過ぎになると思います)が、照射面積も実質的には少し広がって走りやすくなりました。

今後はテールランプをLED化したので、その「浮いた分」の消費電力をヘッドライトに加算すれば「30/30W」も入れられる計算になります。
機会があれば試してみたいと思っています。

純正バルブは原付(二種)とは言え100km/h近く出るバイクにしては貧弱ですので、このマツシマ製バルブへの交換は安全面で非常に効果的だと思います。
排気音が物凄く静かでヘッドライトも暗いバイクじゃ、トラックに囲まれたナイトランは恐怖以外の何物でもありませんから...
少しでも自己アピールする事が自分の命を守る事にもなると思います。


(続く)

 

 

 

 

※チューニング、修理等についての内容、理論等についてはこの記載事項が全て正しいというものではありません。色々な情報、資料、経験を元に私が個人的に判断したもので、私のクルマに有益なチューニングであっても全てのクルマにおいて通 用するとは限りませんのでご注意下さい。また、当ホームページ記事を参考にした事によって生じた事故、損害、死傷等は掲載者であるETgarageは補償いたしかねますので個人の責任、判断においての作業をお願い申し上げます。
 皆様のノウハウや参考意見などございましたらお知らせ頂ければ幸いです。

 

次へ ※注意音が出ます