有限Z 作業日記 1998年4月12〜15日

 今日はタンクの加工と、インストロメンツ・パネルの製作です。
インパネは仕上げに凝ってみました。


 これが「ATL社製安全タンク」です。容量は8USガロン。

天板を外したところですが、ご覧のように天板面にフランジがあり、例えばトランクルーム等に穴を掘って落とし込むのには好都合な構造です。
Zも最初はトランク(ラゲッジ)ルームに穴を開けて、そこに落とし込んでいましたが、その後、重心を前に寄せる為に後部座席位置に同様に穴を開けて装着、そして今回助手席位置に設置するので、フランジ面が上では困るのです。
そこで...


タンク加工その1
 セル(樹脂のタンク本体)を取り出そうとしましたが、きつくて取れません。仕方なくアルミリベット止めの側面を解体する事に...
 グラインダーで頭を落として、ピンポンチでリベットを打ち抜きました。


タンク加工その2
 そして底面に天板と同じ穴(給油口関係の穴)をジグソーで開けてしまいます!
 そしてそれを上から被せるとフランジ面が下になるという訳です。(奥に見えるのが元々の天板です。これを底板にします)


メーターパネルの製作
 さて、ガラリと変わって、今度はインパネの製作です。
左が素材(カーボンクロス...というのはウソでカーボンシール(笑)、ジュラルミン板、ビニールレザー)です。
カーボンシールを貼ると、右のようになります。


メーターパネル外観
 でもって、それを仮組してみると...
「う〜ん、渋いぜぃ...」
一人悦に入ってビールを飲みました(笑)。
(しかしレザーを貼るのに使用したボンド(G17)は部屋の中では
臭いが強烈で、少々ラリラリ(冗談です(笑))
G10がノントルエンなのでお薦めですね。
 で、気が付くと針の位置がおかしい...マイナスに位置してます...


タコメーター加工
 そこでタコをバラし、そのついでにレッドゾーン(写真で白く見える範囲(9,000〜10,000)は本当は赤でしたが退色して黄色になってました(笑))を新設、「10,000なんて回るの?」と思われるかもしれませんが、回るんですよねぇ、これが。
 タコの隣はヨシムラ製デジタルテンプメーター。本来はバイク用ですが、なかなかの高機能で、バイクだけではもったいないです!!
温度表示、ピーク温度リコール、時計(耐久レースには必需品!)、バックライト、と、欲しかった機能を備えています。
その下に見えるのが各種ウォーニング。