気道の確保
 なぜ「気道の確保」が必要かと言いますと、人間は意識を失うと、「舌」の筋肉が緩み下方に落ちてしまうのです(これを「舌根沈下」と言います)。そのままでは気道を舌が塞いでしまい、窒息しますし、人工呼吸を行っても空気が入っていきません。。
 そこで「顎(アゴ)」を上げるようにして気道を確保するのです。
この時首に負傷の恐れがある場合、十分注意して行わなければなりません。