ワイヤリングの目的 : ワイヤリングは主に部品の脱落を防止するための処置です。 ワイヤリングに用いるワイヤーは基本的にはステンレスワイヤーを用います。 例外的に緊急時に取り外す必要のある個所には銅ワイヤーを用いて強い力を掛ければ切れるようにする場合もありますが通常はステンレスワイヤーを用います。 そのワイヤーをボルトやナット、ネジ等に通し、通常は2本を縒(よ)りながら別のボルト、ナットや固定物と結びます。 この縒りによってワイヤーには「加工硬化」という現象が現れ、縒る前よりも硬くなり、縒る事によってスプリングバック効果により常にテンションが掛かる事となります。 自動車やバイクのワイヤリングであれば0.6mm〜0.8mmのステンレスワイヤーで良いと思います。 最初は0.8mm程度のワイヤーでも巻くのに苦労するかもしれませんが、慣れればピンと張った美しいワイヤリングが出来るようになりますので、是非とも習得して下さい。 このページでは実際のワイヤリング例を一部掲載しています。 これ以外にも多数方法はあると思いますが、あくまで基本として示しております。 実際のワイヤリング方法は別ページに掲載しますのでご参照下さい。 |
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(1) 基本的なワイヤリング
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(2) 実質的なワイヤリング
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(3) ボルトヘッドのパターン
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(4) その他の応用例−1
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(5) その他の応用例−2
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(6) その他の応用例−3
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(7) その他の応用例−4
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(8) その他の応用例−5
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(9) その他の応用例−6
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(10) その他の応用例−7
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(11) ワイヤーの捩り方
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